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ハーブ魔女のつぶやき

メディカルハーブやアロマテラピーで癒されたい方へのメッセージ

カテゴリー「レシピ」の記事一覧

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育毛剤 ~完成編~

 さていよいよです♪


チンキの抽出が完了したようなので


育毛剤作成開始です!!!


 材料


チンキ - みかんピール、シークワーサー、ネトル

精油  - シダーウッド、イランイラン、ローズマリー

精製水またはフローラルウォーター


必要な器材は写真のとおり。





まず、これら器材を煮沸消毒するところから作成開始です。


  



煮沸消毒後、しっかり乾燥させてから使用してくださいね。



次に、各チンキを濾します。


面倒くさがりの私は、いつもコーヒー用フィルターを使います。


  

ポトポトとチンキが濾されて落ちてくるの見ているのが好きです。






さて、これがみかんピールのチンキの色です。

鮮やかなオレンジ色でしょ!


これを遮光瓶にいれます。




次はネトルのチンキを濾します。




ハーブ魔女は最後の一滴も逃しません。





あとはフィルターを持ち上げて両方の手でぎゅぎゅっと搾ります。

フィルターの紙は案外丈夫にできているものなんです。


とは言っても、力に自信のある方は・・・加減してくださいね。




これがネトルチンキの色です。緑がとっても濃く出ています。


同じ要領でシークワーサーのチンキも濾します。




シークワーサーチンキの色はこんな感じ。

みかんピールより緑色しています。




全てのチンキを遮光瓶に入れたら、ラベルを貼って管理します。


「チンキ名」「作成日」「抽出期間」や「抽出場所」などなど。


作ったときに何か苦労したことがあれば、


エピソードのように記載しておくといい思い出になりますよ。



また、各チンキを濾した後、次のチンキを濾す時は、


器材はしっかり洗浄し、乾かしてから次のチンキに使ってくださいね。


それから、3種のチンキは混ぜないで、ハーブごとに別々に保管することをオススメします。

あとあといろんな用途に使うことができますからね。





さていよいよ育毛剤の調合に入ります。


今回は完成品100mlのレシピを掲載します。


チンキ30%で作ります。


センシティブな方は1割から少しずつ増やして試してみてください。


①3種のチンキを各10ml、合計で30mlをビーカーに入れよく混ぜます。
 ビーカーに移す前にチンキのボトルをよく振ってくださいね。




②チンキ3種をよく混ぜたら、そこへ精油を入れます。精油は全体量のおよそ1%。
 1滴がおよそ0.05mlなので、

 100 × 0.01 = 1ml

 1 ÷ 0.05 = 20 ・・・・ 精油は20滴。


 3種の精油を合計で20滴入れます。

 精油を入れたらさらによく混ぜます。




③しっかり混ぜた中に、今度は精製水を入れます。

 今回は自宅にあったローズマリーのフローラルウォーターを使用します。




④③をよく混ぜたら容器に移して完成です。





使用前に容器をよく振ってから使ってくださいね。


夜ダンナが帰宅したら早速使ってもらお~っと。


なんせ愛情たっぷりの育毛剤ですから・・・



効くか効かないかは・・・・神のみぞ知るってことで。


私の愛情が足りなかったなどとは言わせません。




          



さて、我が家に新しいメンバーが加わりました。


先週末に春日井の激安温泉「極」に行ったのですが、


そこの近くにある洋食屋さんの玄関先のフラワーショップがハーブ魔女のお気に入り。


買う、買わないに関係なく、「極」に来たらお店をのぞくことにしています。


そしたら・・・




めずらしい葉ぼたんが!


新種のコーヒークリームという名前なんですって。


まだ、大量生産されていないとのことで、


ここのショップでも数が限定されて入荷したとか。


そのうちの2個を購入。


さらに私の目を釘付けにするものが・・・






かわいいプランターでしょ!ダンナにおねだりして購入。


他にもステキなお花たちを購入しました。






このパンジー、花弁がフリルになっていてとってもかわいいでしょ。





完成です。



もう少し秋が深くなったら、


コーヒークリームの葉のリムにラメのラインを引いて


クリスマスっぽくしてみようと思います。



夏が終わったかと思ったら、もうクリスマスの準備・・・?


秋はいったいどこへ・・・?


おっと、このところの陽気で


衣替えも済ませていないことに気づきました。


今日の午後は忙しくなりそうです。





 










   

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毛生え薬改め・・・

 ダンナからクレームが・・・


先日からシリーズでお伝えしています、「毛生え薬」ですが、


「ネーミングがあまりにも辛らつだ」とのクレームにより、


「養毛剤」に変更いたしました。



ダンナの論理によると、


「毛生え薬」は毛根が無い人が使うものらしい。


コマーシャルでお馴染みの「サクセス」のようなイメージがお気に召すようだ。


まぁ、私にとってはどちらでも好きにして~って感じでしょうか。




3日間しっかり日陰で乾燥したみかんたち。


養毛剤になる準備はいいかな~?







ほぼOKのようですね~。



そしたら、写真の空き瓶に適当な大きさにちぎって詰めましょう。





自宅で眠っているジャムの空き瓶でいいです。







次に、その瓶にウォッカを注ぎ入れます。


みかんとウォッカの比率など、難しいことは考えなくても大丈夫。


ただ、みかんが全てウォッカで浸されているかを確認してくださいね。



他に養毛の助けになりそうなハーブといえば・・・?


そう、ネトルですよね。


ついでにネトルのティンクチャーも作っておきます。






ティンクチャーというのは、チンキのことです。


フタがしっかり閉まっているかを確認したらできあがり。



あとは室内で約2週間放置。一日最低一回は瓶を振ってください。



ティンクチャーは特に日向に置く必要はないのですが、


エネルギッシュなものを作ってダンナにプレゼントしたい!


まぁ、困ったときの神頼みのつもりで、日光の力も借りてみたいと思います。


明日、朝日が昇ったら窓辺に移し、お日さまのエネルギーをもらいましょう。


私の好きなハーバリストの一人、ローズマリーグラッドスターさんは


ティンクチャーを暖かい場所において作るんですって。





    



今日できるのはここまでです。



実は先日のブログを見た友人から、



「シークワーサーがネットで買える」との情報をもらい、



探して注文しておきました。



明日あたり届くんじゃないかなぁ。



到着次第シークワーサーバージョンも作ってみることにします。



ハーブ製剤って、待ってる時間も楽しいんですよね。



ネトルもみかんも途中から色が出始めることでしょう。



それをお日さまにかざして眺めるのも楽しい・・・



世界にひとつしかない養毛剤・・・ふふっ。

























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ハーブ魔女の毛生え薬

 最近、ダンナの愚痴が・・・


髪の毛が薄くなってきたことを気にしているウチのダンナ、

そんなに気になるなら、タバコやめればいいのに・・・



再三注意してもダバコだけはやめないみたいです。


週末自宅へ戻ると必ず2~3回は髪の毛の話。


試験前の集中したいときにこの話題を持ち出されると、


さすがの私も愛情の欠片もない言葉でつい返答してしまう。


ん~、これじゃ夫婦の危機も目前?!




このピンチを打破するべく、毛生え薬を作ることに。



自宅近くのピアゴでみかんを2袋購入。


子どもの友達にも協力してもらって、昨日みかんを食べてもらいました。



皮をざるに広げて干し・・・







現在で約18時間ほど経ちましたが、まだ水分が沢山残っています。



もう暫く干すことに。



本当はシークワーサーのような”青ずっぱ~い”果実の皮がベストなんですが・・・


あの果物の旬は夏だったかなぁ?


まずは、すぐ手に入るもので作ってみることにします。



今できることはそこまで。


果皮がもう少し乾燥したらティンクチャー作りに入りますので


お楽しみに~




    


本日のハーブ魔女のお茶:ルイボスティー





色も味も紅茶に似ていて大変飲みやすいハーブです。


名古屋ロフトで購入したグリーンフラスコさんのハーブを使いました。


ルイボスは南アフリカ原産のハーブ。


抗酸化作用は私が知る限りではNO.1です。





ダンナは髪の毛、私はアンチエイジング・・・



歳を重ねるごとに年齢に逆らいたい二人。


こういうのを「あがき」っていうんじゃ・・・?

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カモミールチンキ

 GWも終わってしまいましたね・・・


なんだか、このところ脱力感に襲われています。

楽しみにしていたGWが終わってしまったからでしょうか・・・


次の目標(というか楽しみ)まで生き永らえねば・・・



今年の花粉症期間はホント長かったですね~。

私は皮膚炎まで起こしてしまって何ともイヤな数ヶ月でした。


今年お世話になったべにふうきサプリとカモミールチンキ。


とってもありがたかったです。


カモミールチンキはストックが無くなってしまったので、

先ほど仕込んでおきました。

また来年お世話になると思うんで。


作り方はいたって簡単。




ジャムの空き瓶を家の中から探し出し、

瓶の7~8分目あたりまでドライのジャーマンカモミールを入れます。

ジャーマンカモミールがひたひたになるぐらいまでウォッカを入れ、ふたをしたら準備完了。


1日に1~2回瓶をシャッフルすれば

2週間後には出来上がりです。



保存期間は1年。


今回はいつもより若干大きめの瓶で作ってみました。





カモミールチンキは万能で、

化粧水にも

炎症止めや消毒にも

足浴、手浴にも

赤ちゃんのおむつかぶれにも

バスソルトに混ぜて入浴剤にも使うことができます。

一度作っておくと大変便利な一品です。


そういえば、以前、メディカルハーブ講座の生徒さんから、

「チンキはアルコールだから精油成分も出るんですよね。

 そしたら、ジャーマンカモミール精油のような青いチンキが

 できるんですか?」

と質問されたことがあります。


残念ながら、あの精油の青い色は水蒸気蒸留法の段階で、

セスキテルペンラクトンの「マトリシン」という成分が化学変化を起こして出来る色。

従ってチンキは青くなく、濃い黄色です。


でもチンキにはアズレン類の成分も抽出されますから、

青くなくても鎮静効果はありますのでご安心を。







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カモミールの化粧水

いよいよ春ですね~


ただ今朝は気温がぐっと下がって2月並みだったそうですが。

春にはよくある「寒の戻り」でしょうか・・・


このところ、なんだか顔がかゆくて、

とくに目のあたりを中心にゴシゴシ。

前髪があたるおでこ周辺もぼりぼり。

頬もぼりぼり。

いつの間にか顔全体がカサカサです。

本能の赴くまま「ばりかいた」のが原因で収拾がつきません。


あ~なんとかして~!!!

ハーブで作った軟膏を顔に塗ったらテカテカし過ぎて外へ出られない。

それに夜軟膏を塗っても日中かきむしるので、まるでいたちごっこ。

日中のケアを何とかしなくては。

化粧水でなんとかならないかなぁ・・・


というわけで

化粧水づくり開始!


抗炎症作用のあるジャーマンカモミール水を作ろう。


家にある使えそうなものをかき集めることから始めてみました。




①精製水
②ジャーマンカモミールのチンキ
③ジャーマンカモミールの精油
④キサンタンガム

他にも納戸にチンキの瓶がいっぱい。

使わずに放置したままのハーブたちに久々のご挨拶。

今回のジャーマンカモミールのチンキも使用期限ギリギリでした。

危なかった~。


お肌の調子にあわせてチンキの量を調整するのがコツ。

言うのは簡単。でも作るのが面倒くさい。

最初からチンキ量の濃いものを使用するのではなく、

薄いものを少量作り、使いながら様子を見る・・・を繰り返すんです。

ね、聞いただけで面倒くさそうでしょ(>_<)

でも、初めから濃度の濃いものを使用すると、

お肌の痛み具合によっては沁みる可能性があるからです。

でも薄過ぎると効かないし。





今回は10倍からにしてみようと思います。



チンキ5ml、精製水50ml、精油11滴

①チンキに精油16滴を入れ、ガラス棒でよく混ぜる。
②容器に①を移し、精製水を入れ、フタをしてよく振って出来上がり。
③冷蔵庫保存にて1週間で使い切る。

お風呂上りにコットンパック。そのまま暫く放置し様子をみる。

大丈夫のようです。沁みない。

パックをはずし、カレンデュラ軟膏にGカモミール精油を入れたものを

薄く顔全体にのばし就寝。


翌朝、カサカサが少し改善されていました。


朝の洗顔は手作り石鹸を泡立て

そーっと泡で洗い、いつもよりぬるめのお湯で流しました。

その後、昨日のカモミール化粧水を再びコットンパック。

市販の乳液を塗り、下地クリーム、ファンデ。

以前はこの時点でかゆみが出てきていたのが

なんともありませんでした。



今日で使用4日目。

昨日より濃度を8倍にして使用。

かゆみは消え、カサカサも改善の兆し。

特にまぶたの復活はみごとです。

この様子だと、一両日中に再び10倍に薄くしてもいいかもしれません。



花粉症の方はこの時期まぶたがお婆さんになっている方も多いのでは?


今夜は昨日の材料に冒頭の④キサンタンガムを加えて保湿ジェルを作ろうと思います。

ジェルにすると見た目のカサカサがより目立たなくなるかも。



就寝前に塗る軟膏だけでは改善が遅いと思ったら

今回のように化粧水で日中のケアをするといいかもしれません。





今回は精製水で作りましたが、

Gカモミールの芳香蒸留水が手に入れば

ぜひそちらで作ってみてください。


今回のレシピは赤ちゃんには不向き。

赤ちゃんにはチンキは強すぎますので、

芳香蒸留水とアロマ用植物油(キャリアオリル)でケアしてあげてください。


4月16日に生活の木さんで

「ハーブ魔女が教える わかりやす~いハーブレッスン」を

開講します。


それまでにかさかさが全て治ることを願って

今日もハーブ魔女のお手入れはつづく・・・



















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プロフィール

HN:
ハーブ魔女
性別:
女性
職業:
主婦&サロン経営&講師
趣味:
海外ドラマ(アメリカ)鑑賞
自己紹介:
持ってる資格
- 日本メディカルハーブ協会認定
 ハーバルセラピスト
 ハーバルプラクティショナー
ホリスティックハーバルプラクティショナー
- 日本アロマ環境協会認定
 アロマテラピーインストラクター
- 日本ホリスティック医学協会会員
- 生活習慣病予防指導士
- バッチ財団登録 プラクティショナー

ハーブ療法(YOSA)のサロンを経営しています。

サロンでは癒しの時間をご提供するかたわら、メディカルハーブ検定対策講座や、石鹸作りのレッスンもしています。

●JAMHA認定校講師もしています♪

○生活の木 名古屋校さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座

○自然の薬箱さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座


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