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ハーブ魔女のつぶやき

メディカルハーブやアロマテラピーで癒されたい方へのメッセージ

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カモミールチンキ

 GWも終わってしまいましたね・・・


なんだか、このところ脱力感に襲われています。

楽しみにしていたGWが終わってしまったからでしょうか・・・


次の目標(というか楽しみ)まで生き永らえねば・・・



今年の花粉症期間はホント長かったですね~。

私は皮膚炎まで起こしてしまって何ともイヤな数ヶ月でした。


今年お世話になったべにふうきサプリとカモミールチンキ。


とってもありがたかったです。


カモミールチンキはストックが無くなってしまったので、

先ほど仕込んでおきました。

また来年お世話になると思うんで。


作り方はいたって簡単。




ジャムの空き瓶を家の中から探し出し、

瓶の7~8分目あたりまでドライのジャーマンカモミールを入れます。

ジャーマンカモミールがひたひたになるぐらいまでウォッカを入れ、ふたをしたら準備完了。


1日に1~2回瓶をシャッフルすれば

2週間後には出来上がりです。



保存期間は1年。


今回はいつもより若干大きめの瓶で作ってみました。





カモミールチンキは万能で、

化粧水にも

炎症止めや消毒にも

足浴、手浴にも

赤ちゃんのおむつかぶれにも

バスソルトに混ぜて入浴剤にも使うことができます。

一度作っておくと大変便利な一品です。


そういえば、以前、メディカルハーブ講座の生徒さんから、

「チンキはアルコールだから精油成分も出るんですよね。

 そしたら、ジャーマンカモミール精油のような青いチンキが

 できるんですか?」

と質問されたことがあります。


残念ながら、あの精油の青い色は水蒸気蒸留法の段階で、

セスキテルペンラクトンの「マトリシン」という成分が化学変化を起こして出来る色。

従ってチンキは青くなく、濃い黄色です。


でもチンキにはアズレン類の成分も抽出されますから、

青くなくても鎮静効果はありますのでご安心を。







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GW・・・暇のつぶしかた

愛・地球博の跡地へ行って来ました。



GWだというのに、無計画な我が家。

まぁ、子ども達も大きいし、

親と一緒に出かけるトシでもないので、

ぶらぶら夫婦でドライブして過ごすことにしました。


運動不足も解消したいし・・・どこがいいかしら・・・


で、白羽の矢が当たったのが旧青少年公園。


のんびりあちこち歩いて、

途中見つけた日本庭園でお抹茶とお菓子をいただき、

池を眺めて・・・・

そうだ、トトロで出てきた家はどこだっけ?

テクテク歩いていくと・・・


ありましたよ~。めいとさつきの家。




残念ながら、私たちが到着した12時には

今日の見学分はSOLD OUTで、遠目にしか見ることができませんでした。

残念・・・


いつしか歩くのにも飽きてしまった私たち夫婦。


「そういえば名東区にハーブ園があったなぁ」

おぼろげな記憶だけにもかかわらず行く気になってしまい・・・


でも携帯やカーナビという文明の力のおかげで

「ハーブ・薬草ガーデン愛知」さんまでたどり着くことができました。


旧青少年公園からおよそ20分のところ。


見た目は小じんまりしていて、ハーブ園というよりは、

個人のお庭という感じです。


温室でできた喫茶コーナーがありました。


フレッシュハーブティーとシフォンケーキセットを注文。


常連さんも多いらしく、親しげな方がちらほら。

「いらっしゃい」の声とともに運ばれてきたのは、

うすべにあおいのお水。アイスティーと言うべきでしょうか・・・



おそらく、ドライのウスベニアオイを水出しして氷をつくり、

グラスに入れて水を注いだのではないかと・・・

お洒落な演出がとっても気に入りました。

お店のオーナーさんはご年配のとても素朴な出で立ち。

まさかウスベニアオイのお水がでてくるなんて想像もしてませんでした。


フレッシュのハーブティーをお店で頂くのは今回で3度目。

どこかのハーブ園で一度、そこのはハーブの香りがほんのりする程度でイマイチでした。

2度目は豊田市の花遊庭さん。


そして今回。


フレッシュハーブティーを注文すると

オーナーさんがカゴを持ってお庭をうろちょろ。

どうやらハーブを摘んでいる様子。


ほんとマジフレッシュ。


程なくして透明のガラスポットに入ったハーブティーが運ばれてきました♪

レモングラス、スペアミント、ステビア、レモンバーベナ

ハーブの緑がとっても綺麗!



香りも味も申し分なしっ!

っていうか、とっても美味しい!!!


これで終わりとおもいきや、

残ったハーブティーのポットにドライのハイビスカスを入れてくれました。

量を加減して真っ赤にならない程度に。

緑とほんのり赤いハーブティー。

ハーブを知り尽くした人にしかできない・・・そう思いました。

ここのオーナーはただものではないらしい。


そういえば、お客のひとりが「先生」と呼んでたような・・・


そんな方とはつゆ知らず、私は「おじさん」と呼んでしまってました。


大変失礼なことを・・・m(_ _)m




苗を分けてくださるとのことで、


エキナセア、ステビア、和薄荷、ウスベニアオイを購入。




親切に発泡スチロールのケースに入れてくださいました。



熱海のアカオハーブガーデン、メナード青山リゾート・・・

今まで訪れたハーブ園で売られているハーブ苗は

どこも元気のないものばかりでしたが、

ここのはとてもしっかりしています。

  

  


和薄荷は、ペパーミントに比べて葉が薄く、直射日光に弱いと教えてもらいました。


家に戻り

この苗たちをどこに植えようか・・・思案中・・・

結論が出なかったので、明日また考えます。



昨年植えたサンザシがとても綺麗な花を咲かせました♪





少しずつ庭にハーブを増やし、

いつか私だけのハーブガーデンができるといいなぁと思っています。


いつか貴方もハーブ魔女の庭でお茶してみませんか?















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Gカモ満開でした!!!

 再び行って来ました、Gカモ畑。


Gカモとはジャーマンカモミールのこと。

今度は車で。運転はダンナ。電車の時間も気にしなくていいし、とてもラク。



今回のデートコースはGカモ畑 → お千代保稲荷。

何気なく地図をみていたら、

Gカモ畑のある大垣とお千代保稲荷の羽島が案外近いことが判明。

早速プランを立て、出かけてみました。



手前がGカモミールで、奥に見えるのが蓮華。

このあと、奥の蓮華は耕運機でなぎ倒されてました。。。


 穏やかな天気に恵まれて壮大な感じ。


  昆虫の気分になって撮った1枚。


  Gカモの特徴をうまく収めた1枚。


  Gカモ畑の全体を捉えた画像。

と言っても、画面手前から向こうの家までの大きさの約2倍の広さが

まだ家の向こう側に広がってるんです・・・1画像では収まらない・・・

とにかく広いんです!想像できますか?ほんとマジ広いんです!!!



実物をご覧になりたい方は急がれたほうがいいと思いますヨ。

GW明け(いつかはわかりませんが)には刈り取られて長野方面へ送られてしまいますので。


現地でお知り合いになったご夫婦としばしの談話。

新聞記事で紹介されていたのを見て来られたとか。

同じメーカーの車に乗っているということで、

お声をかけてくださいました。


カモミールの香りの話をしていたら、

「え?この匂い、肥料じゃないんですか?」と言われました。


ん~、言われてみると・・・確かに。否定できません。

ドライは「肥料」と感じないのに、フレッシュだと肥料臭が・・・


ハーブ談義に花が咲いたあとお別れしました。

とても素敵なご夫婦でした♪





さてと、名残り惜しい気持ちを抑えて、

私たちも次の目的地へ移動。

30分ほどのドライブでお千代保稲荷へ到着。


参道のお店を少しご紹介しますね。


  ドライフルーツのお店です。


  漢方薬局。ここで私はいつもスギナを購入。


  カレーのお店。参道に良い匂いを漂わせています。


  いつも漬物をしこたま購入するお店「しおのくら」さん。


  奥に見える鳥居の左側がお千代保稲荷。


お参りのあと、いつものように参道をぶらぶら。

途中、玉屋という串カツのお店でつまみ食い。

年3回訪れる、私たち夫婦の定番コースです。


  

ぶらぶら中にみつけたサンバイザー。かわいいでしょ♪

これからハーブ園へ出かける機会も多くなるので紫外線対策に。



どういう訳か、ここの参道には洋服屋さんが多いんです。

縁起物の置き物を置いている店、竹細工店、漬物店、乾物屋さんに混ざって

洋服屋さんが賑わいを見せています。

案外掘り出し物があるんですよね。今回のサンバイザーのように。




Gカモ畑も見れたし、お稲荷さんも参拝できたし・・・大満足の一日でした。


では、残りのGカモ画像を一気にご紹介。


   

   

   

実はまだまだ沢山あるのですが、これくらいにしておきますね。


あまりの可愛さに撮り過ぎてしまって・・・飽きがこないのもGカモの魅力かも・・・
















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ダンディライオンはクローン?!

今日はたんぽぽのお話をひとつ・・・


そう。庭の手入れをちょっとでも油断すると、

あちこちに出没するあのたんぽぽのお話です。


ご自分の庭や玄関先、近くの公園、街路樹の脇・・・

いたるところで見かけるたんぽぽ。


そのたんぽぽ、もしかすると外来種、つまり西洋タンポポかもしれません。

ここは日本なんだから、身近で見かけるたんぽぽは

日本在来種だと決めつけられないということなのです。


エゾタンポポ

シナノタンポポ

カントウタンポポ

トウカイタンポポ

カンサイタンポポ・・・ほか数十種類・・・

それぞれ花の大きさや総苞片のかたちなどが少しずつ違ってはいるものの

これらは全て日本在来種。

このうちエゾタンポポだけは在来種でありながら他のたんぽぽとは

染色体の数と繁殖のしくみがちがう。でも在来種。


名古屋で見られるのはトウカイタンポポってとこかしら・・・


しかし・・・しかしです。

どうらや日本在来種のたんぽぽはもう街中では繁殖していないらしいのです。


そもそも西洋タンポポが日本にやってきたのは

明治のはじめ頃。放牧している乳牛にたべさせるために

北海道の牧場に植えたのが始まりとのこと。

葉や茎を切ると白い乳液が出ることから、

西洋では乳の出がよくなると信じられていたからだそう。

メディカルハーブを学んでいらっしゃる方ならご存知のはず、

ダンディライオンには催乳作用があると習いましたよね。



その後、昭和30年代~40年代に西洋タンポポは日本で爆発的に増殖。

いわゆる高度成長期ですよね。


車の保有率が高くなり始めたのをきっかけに、

土の道はアスファルトに変わり、

野山にも道をつくるべくブルドーザーが入って、

日本在来種のたんぽぽを根こそぎ掘り返されてしまったとか。


西洋タンポポにとっては願ってもない繁殖の大チャンス!


自然繁殖、つまり、日本在来種のタンポポの縄張りがどんどん減ったところに

西洋タンポポが替わって増殖しはじめたわけです。


でもどうして?と、思った方も多いはず。

西洋タンポポが繁殖できるのなら、日本のたんぽぽだって・・・


日本のたんぽぽと西洋タンポポの大きな違いはその繁殖力!!!

①まずタネの数。

関東たんぽぽが60から90くらいなのに比べ、

西洋タンポポは150から200くらい。・・・約2倍!!!・・・

②春だけでなく、夏から冬も開花結実するので、その分おおくのタネをつける

③タネの重さが在来種に比べて軽く、遠くまで飛ぶことができる

④タネの発芽温度域が幅広く、いつでも発芽できる。

⑤成熟が早く、小さくても開花する力がある

⑥一年を通じて葉を広げて光合成を行なっている


ね。これだけでも日本たんぽぽに勝ち目はございませんO(>_<)O


加えて、染色体の数や生殖上でも大きな違いがあるとか。

⑦染色体数の面で3倍体である

⑧単為生殖でタネをつくることができる


もう、西洋タンポポにひれ伏すしかありません。


⑦の染色体の「3倍体」というのは、

ふつう在り得ない。

生物はふつう、父方と母方から1セットずつもらって生まれてくるので

2セット保有。つまり「2倍体」。

3倍体ということは3セット保有していると言うこと。

これでは減数分裂がうまくできず、正常な花粉や卵がつくれない。

実際、西洋タンポポの花粉を顕微鏡で見てみると、受精能力はないそうです。

植物だけでなく生物の常識として言うならば、

お父さんとお母さんがいて、はじめて子どもができるのに、

3倍体では同じ方法で子どもはつくれないということなのです。


ここからが自然の力のすごいところです・・・

そんなハンデがありながら、何とか子どもを作るために

西洋タンポポが編み出した解決策・・・

それが⑧の単為生殖。

別名「無融合生殖」とも呼ぶそうですが、

早い話が「お父さんだけ」、もしくは「お母さんだけ」で子どもをつくれるんです!!!

単純計算すると生殖率が2倍ということですよね。

さっきの2倍とあわせると4倍ですぅ(><)

西洋タンポポが優位なのもうなずけますよね(;_;)


でもそうなると新たな疑問が・・・

単為生殖ってことは、子は親と完全に同一な遺伝子をもっているってこと?!

それって「クローン」ってことじゃ・・・?


クローンってことは、ある一定の条件、

つまりこの自然界が西洋タンポポだけ生存が難しい条件に変化をすると、

瞬く間に西洋タンポポは絶滅するって可能性もあるってことですよね。


まぁ、そんなこと在り得ないですけど、でも理論上は「あり」ってことですよね?


ある植物学者さんの著書に面白いことが書かれてました。

「在来たんぽぽが敗れた相手は

西洋タンポポではなく、都市化という環境変化の波だ」と。



現在日本で繁殖しているたんぽぽには、

西洋タンポポ、つまり真性のダンディライオンではないものが多くあるそう。

どうやら西洋タンポポとカントウタンポポの雑種と思われるものも少なくないらしい。

ある研究者によれば、

「もしかしたら、日本に入ってきた西洋タンポポは、ほとんどが

 在来種の血が混ざった雑種かも・・・」とも。


ん???




ところで、自分の庭で見かけるたんぽぽが

在来種なのか、西洋タンポポなのかお知りになりたい方のために

見分け方をお知らせします。


「総苞片」というお花のすぐ下にある緑色の「がく」のようなものの違いにご注目。これは、つぼみを包んでいたものなんです。


 在来種のたんぽぽ


 西洋タンポポ


この違い、わかりますでしょうか・・・?



日本在来種のたんぽぽに会いたくなった人は

開発されなかったところへ行けば会えると思いますよ。


新潟大学の森田教授によると、赤坂御用地の土手でもまだ見られるとか。


たかがたんぽぽ、されどたんぽぽ。

暫くたんぽぽから目が離せそうにありません。
















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カモミール畑への行き方

先回に引き続きGカモミールの話題です


先回の書き込みで紹介した大垣市のGカモミール畑が好評で、

ブログを見てくれた友人たちから

「もっと詳しい行きかたを教えて」との問い合わせが

メールで送られて来ています。

そこで、口で道案内をするのはむずかしいと思い、

先日訪れた際に道すがら画像を撮っておきましたので、

それを今回ご紹介します。


はじめに申し上げておきますが、今週訪れても満開ではないかもしれません。


名古屋駅からJR東海道本線で大垣駅へ。

    


大垣駅で養老鉄道養老線に乗換えて「友江」駅下車。

養老線は1時間に1本しかありません。




無人駅で、しかも、どこが駅の出入り口かわからない。

改札が無いから必要がないのかもしれませんね。


降りたホームの反対側へ渡ります。


    

反対ホームへ渡ったら

 ここをまたぎ駅の敷地から出ます。


またいで右を向くと

  こんな景色が見えるはず。

道の先を左へ曲がり、

 この道へ出ます。

線路に並行に歩いていくと、その先に

  この郵便局が見えてきます。

ここの局員さんには大変お世話になりました。感謝感謝!

郵便局を左側にその先を歩いて行くと

  頭上にこの案内板が見えてきます。

郵便局のお隣の路地を左折。

 こんな建物の前を通り過ぎ、

次に見える景色はこれ  そして

JAの前を通り過ぎ、まだまだ直進。

先にみえる四つ角も直進 → 

 →  →  

先の方にポツンと見えている家の右と左がGカモミールの畑です!!!


どうですか?行けそうな気がしてきましたでしょうか・・・?

私は再度今月末に行ってみようと思ってます。

ちなみにここのGカモミールは、長野のカミツレ研究所というところに

送られるのだそうです。

機会があったら、そちらにも伺って、大垣のGカモミールがどんな製品になっているのか

見てみたいです。



お帰りの際は友江駅で 乗車券をとるのをお忘れなく。

運賃は大垣駅で乗車券とともに精算できます。


そうそう、友江駅に到着したら、

帰りの電車の時刻表をチェックするのをお忘れなく。

待合室の近くか、乗車券のそばに掲示してあったと思います。

記憶が定かでなくてすみません。














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プロフィール

HN:
ハーブ魔女
性別:
女性
職業:
主婦&サロン経営&講師
趣味:
海外ドラマ(アメリカ)鑑賞
自己紹介:
持ってる資格
- 日本メディカルハーブ協会認定
 ハーバルセラピスト
 ハーバルプラクティショナー
ホリスティックハーバルプラクティショナー
- 日本アロマ環境協会認定
 アロマテラピーインストラクター
- 日本ホリスティック医学協会会員
- 生活習慣病予防指導士
- バッチ財団登録 プラクティショナー

ハーブ療法(YOSA)のサロンを経営しています。

サロンでは癒しの時間をご提供するかたわら、メディカルハーブ検定対策講座や、石鹸作りのレッスンもしています。

●JAMHA認定校講師もしています♪

○生活の木 名古屋校さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座

○自然の薬箱さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座


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