忍者ブログ

ハーブ魔女のつぶやき

メディカルハーブやアロマテラピーで癒されたい方へのメッセージ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

上手な野菜の摂取法

 ここ最近・・・


フィトケミカルズの有用性を至る所で耳にする。


メディカルハーブはもちろんのこと、


アロマ、野菜ソムリエ・・・そしてローフード。



フィトケミカルズとはとても範囲の広い言葉。


場合によってはビタミンやミネラルも含まれる場合が。





今回はフィトケミカルズのうちの「抗酸化物質」について調べてみた。


ガンなど生活習慣病の原因となる”活性酸素”を除去するもので、


巷では「アンチエイジング効果」として人気の物質だ。




抗酸化物質はどんな方法でも抽出できるものなのか?



調べていて大変なことが判明!



それは・・・




「生の野菜を摂取しても抗酸化物質は摂れない」


ということだ。


これは、抗酸化物質のうちのフラボノイドについての記述。



フラボノイドなどの抗酸化物質は、


植物の細胞壁の中に存在する。


つまり、


細胞壁を壊さないと抗酸化物質は出てこれないのだ。




抗酸化成分の抽出実験によると、


「生野菜からはほとんど検出されず、


 95~100℃の熱水で5分間煮ることで


 はじめて細胞が壊れて、


 その成分の80%以上が上清(汁)中に抽出される」


そして・・・


「生に比べて煮汁やスープには、


 有用成分が数倍から100倍以上も溶け出している」


との結果が!!!




これはとても興味深い。


生野菜は植物の持つ酵素や、熱で壊れやすいビタミンなどを摂取する目的で食するには都合がいいが、


抗酸化物質の摂取には都合のわるいものだということがわかった。




つまり野菜は、


生と加熱したものをバランスよく上手に摂ることが必要だということを改めて思い知った結果となった。





でもこれは同時に、


ハーブティーを否定する結果になるのでは?




そういえば、フランスの有名な植物療法の先生の本にも、


「decoctionでなければ意味がない」みたいなことが書かれてたっけ。





これからハーブティーは花や葉であろうともdecoctionだぁ!














拍手[0回]

PR

コメント

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

無題

へぇ~じゃ、『煎剤』ってことなんだねぇ。
野菜スープは別名~抗酸化スープだね。

以前、玉ねぎの皮とか…何かのクズ野菜を煎じるのが流行ったことなかったっけ?
お教室のお友達が玉ねぎの皮を回収していたことがあったのよぉ。。。

思いつきで、ミネストローネとかいいかもね。
トマトも入っているし…
早速、明日作ろうかなぁ~(^^ゞ
  • ハーブガーデン さん |
  • 2011/06/01 (00:10) |
  • Edit |
  • 返信

トラックバック

TrackbackURL

  

プロフィール

HN:
ハーブ魔女
性別:
女性
職業:
主婦&サロン経営&講師
趣味:
海外ドラマ(アメリカ)鑑賞
自己紹介:
持ってる資格
- 日本メディカルハーブ協会認定
 ハーバルセラピスト
 ハーバルプラクティショナー
ホリスティックハーバルプラクティショナー
- 日本アロマ環境協会認定
 アロマテラピーインストラクター
- 日本ホリスティック医学協会会員
- 生活習慣病予防指導士
- バッチ財団登録 プラクティショナー

ハーブ療法(YOSA)のサロンを経営しています。

サロンでは癒しの時間をご提供するかたわら、メディカルハーブ検定対策講座や、石鹸作りのレッスンもしています。

●JAMHA認定校講師もしています♪

○生活の木 名古屋校さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座

○自然の薬箱さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座


カウンター

Twitter

ご連絡はこちらから

Copyright ©  -- ハーブ魔女のつぶやき --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by PETIT SOZAI EMI / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]