忍者ブログ

ハーブ魔女のつぶやき

メディカルハーブやアロマテラピーで癒されたい方へのメッセージ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

目の疲れにアントシアニン

先日長男から
「目が疲れるからブルーベリーのサプリ買って」
とのリクエストあり。

調子のイイやつで、
頼み事がある時だけ擦り寄ってくる。

ま、いっかーとばかり
長男のリクエストの
「スーパーブルーベリー」というサプリを購入。
「スーパーって何?」と思い、
わかさ生活さんのHPをチェックすると、
”ビルベリー100%”と書かれていた。
ビルベリーにはアントシアニンが
ブルーベリーの約5倍も入っているらしい。

そもそもブルーベリーとビルベリーはツツジ科。
これら以外にどんな植物に含まれているのか調べてみた。
その成果を以下に記す。

●ブラックベリー
バラ科の低木。黒紫色の果実をつける。
果実は生食可能だが、ジャムなどに加工されることが殆ど。
果実にシアニジン配糖体を含む。

●アサイー
ブラジルのアマゾンハーブでヤシの実の一種。
シアニジン3-グルコシドおよび
シアニジンー3-ルチノシドが主な色素。

●シソ
シソの色素の主成分は「シソニン」と命名されている。
このシソニンは
梅干しなどの酸性条件下で赤色を示す。
シアニジン骨格を持つ、アシル化アントシアニン。

●ナス
果皮の色素の主成分は「ナスニン」。
デルフィニジン骨格を有する
p-クマル酸が結合した
アシル化アントシアニン。

●ムラサキヤム
ヤマノイモ科のムラサキヤムの色素はアラタニン類。
高度に配糖体化された色素成分。

これらのうち、シソニンとナスニンは
日本人によって単離され、命名された。

そもそも
アントシアニンという言葉は、
ギリシャ語のanthos(花)と
cyanos(青)が語源となった。
「花の青色成分」という意味。
高等植物に広く分布する色素で、
今までに500種以上が見つかっている。
アグリコンのアントシアニジンは非常に不安定なため、
糖を配したアントシアニンとして植物中に存在する。

馴染みのあるアントシアニンも、
改めて調べてみて種類が多いことを知り驚いた。
プラクティショナーの化学科で使用するテキストでは、
主にペラルゴニジン系、シアニジン系、デルフィニジン系を学ぶが、
他にも数多く存在していることを知り、
私の知識はまだまだだなぁ。。。と溜息。

アントシアニンの構造はとても多様で、
未だ全てがわかっているわけではないらしいと知り、
内心ホッとしている。
全てが解明されていないなら、
これ以上調べても無駄かぁと匙を投げられるから。
理解できるまでとことん調べる性格って、
面倒くさいなぁ。。。と
時々自分の性格を放り出したくなる。

さて、明日は京都へ遅ればせながらの初詣に。
朝が早いのでもう寝ようっと。





拍手[3回]

PR

コメント

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

プロフィール

HN:
ハーブ魔女
性別:
女性
職業:
主婦&サロン経営&講師
趣味:
海外ドラマ(アメリカ)鑑賞
自己紹介:
持ってる資格
- 日本メディカルハーブ協会認定
 ハーバルセラピスト
 ハーバルプラクティショナー
ホリスティックハーバルプラクティショナー
- 日本アロマ環境協会認定
 アロマテラピーインストラクター
- 日本ホリスティック医学協会会員
- 生活習慣病予防指導士
- バッチ財団登録 プラクティショナー

ハーブ療法(YOSA)のサロンを経営しています。

サロンでは癒しの時間をご提供するかたわら、メディカルハーブ検定対策講座や、石鹸作りのレッスンもしています。

●JAMHA認定校講師もしています♪

○生活の木 名古屋校さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座

○自然の薬箱さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座


カウンター

Twitter

ご連絡はこちらから

Copyright ©  -- ハーブ魔女のつぶやき --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by PETIT SOZAI EMI / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]