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ハーブ魔女のつぶやき

メディカルハーブやアロマテラピーで癒されたい方へのメッセージ

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ナノサイズって小さいの?!

 昨夜から「合格」のお知らせメールが届くのがうれしくって♪


ハーバルセラピスト&プラクティショナー受験者の方々から
連絡を頂けて、大変光栄です。
私もとっても嬉しい♪♪♪

さて・・・今日のお題は・・・
化粧品の広告で時々見かける
「ナノサイズ」ってどんな大きさなのでしょうか?
という疑問について深く探ってみました。

アロマやハーブの化学で出てくる「分子量」という言葉と
ナノサイズをどうやって比較するべきか・・・

調べに調べてようやくわかりましたよ。
モノテルペン炭化水素で分子量が136。
セスキテルペン炭化水素で204。
常に数字だけでお話をしていますが、
分子量の単位はダルトンです。
皮膚に浸透するには、500ダルトン以下でないと
なかなか入ってはいかないですよね。
キャリアオイルでだいたい500ダルトン程度だといわれています。

次にナノというサイズとダルトンの関係ですが、
ここがよくわからない。
しかし、どうやら、1ナノで
1000ダルトン以上の大きさだということが判明。
ってことは・・・
ナノサイズって聞くと分子量が非常に小さく想像しますが、
1ナノが1000ダルトン以上の大きさということは、
皮膚には1ナノでも大きすぎるということになる。

「ナノサイズ」の大きさを知らないと、
勝手に頭の中で「小さい」と勘違いしがち。
化粧品の広告にはくれぐれもご用心。

しかし・・・
どうやら化粧品というのはこの「ナノサイズ」を
とても有効活用しているらしい。
たとえば、
分子量の小さい美白有効成分を皮膚に浸透させる役割として利用しているのだそう。
美白の有効成分は殆どが水溶性。
(分子量100程度)
水溶性ということは、皮膚への浸透は難しいので、
皮膚の脂質に馴染みやすい物質に閉じ込める。
その大きさがナノサイズ。
すると・・・
角質層の上にその物質を乗っけると、
その後徐々に有効成分が基底層まで到達するらしい。
メラノサイトに働きかけるのであれば、
基底層まで到達すればもう十分。
つまり、物質自体をナノサイズにしても意味はないが、
浸透の媒介物質をナノサイズにすることで、
浸透を促進する働きはあるようだ。

日本の化粧品メーカーさんは凄い!
さすがだ~!!!

しかし、その広告は許しがたい。
なんでも「ナノ」って書けばいいってもんじゃない。
素人を騙そうとする根性が許せない。
(一部のメーカーさんですが)

これからは消費者の私たちがもっと賢くなりませんと・・・ね。






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プロフィール

HN:
ハーブ魔女
性別:
女性
職業:
主婦&サロン経営&講師
趣味:
海外ドラマ(アメリカ)鑑賞
自己紹介:
持ってる資格
- 日本メディカルハーブ協会認定
 ハーバルセラピスト
 ハーバルプラクティショナー
ホリスティックハーバルプラクティショナー
- 日本アロマ環境協会認定
 アロマテラピーインストラクター
- 日本ホリスティック医学協会会員
- 生活習慣病予防指導士
- バッチ財団登録 プラクティショナー

ハーブ療法(YOSA)のサロンを経営しています。

サロンでは癒しの時間をご提供するかたわら、メディカルハーブ検定対策講座や、石鹸作りのレッスンもしています。

●JAMHA認定校講師もしています♪

○生活の木 名古屋校さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座

○自然の薬箱さんにて
・メディカルハーブ検定対策講座
・ハーバルセラピスト養成講座
・ハーバルプラクティショナー養成講座


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